セイハンタイ
奏に言われ、一瞬ポカンと口を開けたが、いつも以上に身体がダルいことに納得した
熱があったからダルかったのか
「え!?唯さん熱あるんすか?!」
「おい!唯さんが熱だと!!」
「えー?!すんませんババ抜きなんかやらせて!」
騒ぎ出す下っ端に大丈夫とだけ返し、奏斗が今日は帰れと言うもんだから帰る準備をする
「一人で大丈夫?」
奏が心配そうな顔付きでそう聞いてきて、それに頷いて倉庫を後にした