セイハンタイ




すると目の前に10人ほどの男が立ち塞がり




「おいおい、姉ちゃんどこ行くんだよ」



「黙って帰すわけないだろ?」




男たちはニタニタと気持ち悪い笑顔を浮かべていて吐き気がした



でも、共感する部分がある




「唯、ちょっと待ってて」


私は唯を倉庫の隅に置き、男たちに視線を向けた





「奇遇ね


私もお前らをタダで帰すわけにはいかないんだよ」



そういって私は殺気を解放し、男たちの方に身体を向けた




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