セイハンタイ




ありがとうございました、と私もお礼を言い、病院を後にした



私は奏斗に許可が貰えなことを連絡し、検査の会計を済ましている唯のところへ向かった





「よし、これで抗争も出られるな」


「そんなに出たかったのか」


「そりゃあ、奏を陥れた奴らだろ


ボコボコだけじゃ気が済まねぇよ」


「...ありがと」


平然とそんなことを言う唯に思わずどきりとしてしまうが、慌てて平然を保ち、お礼を言った




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