セイハンタイ




いつもはぶりっ子でいる西条の本当の口調に黒薔薇の幹部たちは唖然としていて、西条はそれすらにも気付いていない




「あんただけは私に惚れないし、何なの?!



男なんか私の言うこと聞いておけば良いのよ!!」



「「「ぶっ、...アハハハハ!!!」」」



すると突然後ろにいた白薔薇の幹部四人が笑いだした


抗争中に爆笑してるし...



「なっ、...何が可笑しいのよ?!」






「可笑しいだろう


お前に惚れる?そんなことあるわけがない」



私はそう言い、被っていたフードをぱさりと取った



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