セイハンタイ




カサ




下駄箱で上履きを取ろうとすると、上履きの上に小さな紙切れがあった


何だろう、とそれを開くと




"屋上で待っている"



と見覚えのある字で書かれていた







「...唯、少し屋上に行ってくる」



「あ?なんで...!


...ああ、行ってこい」



手紙を見せると、納得したらしく、背中を押してくれた



< 158 / 190 >

この作品をシェア

pagetop