セイハンタイ




それから私たちは大我も混ざりながら話していたら、気付いたら下校時間になっていた



「お、そろそろお前ら帰れよ〜」



大我にそう言われ、私たちは理事長室を後にすることに



「じゃあな、奏」



「ああ、バイバイ、唯」



私たちはこの数時間で名前を呼び合うようになるくらい話した



唯はちょいちょい白薔薇の話をするから、白薔薇がどんな暴走族か何となく分かった



仲が良いことも、仲間思いなことも




< 26 / 190 >

この作品をシェア

pagetop