ノート
まだ朝早いにもかかわらず照りつける太陽が少し憎いけど帽子をま深く被り直して地図アプリを頼りに目的のお店の場所を目指す

携帯から目を離して前を向くと背の高い何かがあった
近寄って見ると結構スタイリッシュな格好をした人
足早に行き交う人達の中でボーッと突っ立っている

さっきまではわからなかったけど小さな声で『困ったな…』って呟きが聞こえた
私の母国語とは違う言葉…でも、聞こえてしまった
普段の私だったら間違いや伝わらなさが恥ずかしくてもどかしくて声をかけなかった

普段の私であったら…
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