【完結】午前2時の殺人事件
「おい。蜂谷を探すぞ!」
「ちょっとまって!探してどうするの!?」
「決まってるだろ!?問いただすんだよ!!殺したのかどうか………!!」
「だからって、殺したなんて言うはずないでしょ!?」
「だからって、放っておくのかよ!!」
「………それは」
「とにかく、蜂谷を探す。アイツが事件の真相を掴んだのは明確だ」
「………そうね。探しましょう」
「………わかりました」
平林繭香たちは、背中を一付きされて死んでいる江川真弘の姿を見つめた。
そして江川真弘のそばにも、血液で書かれで死゙という文字が書かれていた。
………やっぱり犯人は同一人物だ。
刺し方、血の文字、全て合致する。
同じ犯人だ。
この中の誰かが、犯人………。
平林繭香たちは、行方不明の蜂谷隆平を探すため、屋敷内を捜索していた。
思い当たる場所は、全て捜索することにした。
今まで探した所、全部。
見つかるか分からないけど、やるしかなかった。