【完結】午前2時の殺人事件





「おい。蜂谷を探すぞ!」

「ちょっとまって!探してどうするの!?」

「決まってるだろ!?問いただすんだよ!!殺したのかどうか………!!」

「だからって、殺したなんて言うはずないでしょ!?」

「だからって、放っておくのかよ!!」

「………それは」

「とにかく、蜂谷を探す。アイツが事件の真相を掴んだのは明確だ」

「………そうね。探しましょう」

「………わかりました」





平林繭香たちは、背中を一付きされて死んでいる江川真弘の姿を見つめた。

そして江川真弘のそばにも、血液で書かれで死゙という文字が書かれていた。





………やっぱり犯人は同一人物だ。

刺し方、血の文字、全て合致する。




同じ犯人だ。

この中の誰かが、犯人………。




平林繭香たちは、行方不明の蜂谷隆平を探すため、屋敷内を捜索していた。

思い当たる場所は、全て捜索することにした。




今まで探した所、全部。

見つかるか分からないけど、やるしかなかった。




< 79 / 96 >

この作品をシェア

pagetop