恋愛イデアル続編
木靴でとんとん
[木靴でとんとん]
「さむー」と長月遥。
ケットが飴玉を舐めている。
「お姉ちゃん、ホントに寒がりなんだね」
「え」
「だよね。
疑わしきは罰をせず、だよ」とケット。
「ケットよ。それは疑いがあっても証拠が出るまでは罰を加えない、ということ(推定無罪)よ。
和久俊三先生の赤かぶ検事を読みましょう」
「赤かぶ検事?」
「うん。
ミステリ小説だね」
それから長月遥とケットは昔話をする。
車座にリビングに座りこみ。
焼き肉を皿に盛る。古い時代のそれを。
「さむー」と長月遥。
ケットが飴玉を舐めている。
「お姉ちゃん、ホントに寒がりなんだね」
「え」
「だよね。
疑わしきは罰をせず、だよ」とケット。
「ケットよ。それは疑いがあっても証拠が出るまでは罰を加えない、ということ(推定無罪)よ。
和久俊三先生の赤かぶ検事を読みましょう」
「赤かぶ検事?」
「うん。
ミステリ小説だね」
それから長月遥とケットは昔話をする。
車座にリビングに座りこみ。
焼き肉を皿に盛る。古い時代のそれを。