愛情のカタチ 〜宝物〜
皆で、茜の病室にいると俺等の赤ちゃんがやってきた。
「はい、お母さんに抱いてもらいましょうか?」
笑顔の看護婦さんが茜に赤ちゃんを抱かせた。
「お猿さんだぁ!」
「「「「ぶっ!(笑)」」」」
そこに居た全員が笑った。(笑)
「名前、どうするの?」
「男の子だろ?」
「決めてるの?」
「俺が付けるか?!」
親達4人が一斉に捲し立てる。
「あたし、決めた!!」
「ん、言ってみ?」
茜がニッコリ笑った。
「優太(ユウタ)!」
「ほぅ、優太とな!」
親父が囁いた。
「由来は?」
「パッと見、優太だっ!って今感じたの。優れるのユウに、太いのタ!」
「ははっ、決定だな!」
「うん!ゆーたぁ!」
茜が優太にキスを落とした。