校内1の王子に『恋』しました
でもちゃんと言わなきゃ。

「ねえ、聞いて_『い、嫌です!』

少し声が裏返る。

「…はあ?痛い目見ないとわからないってこと?」

そういうとジリジリと先輩達が近づいてくる。

な、なに?

思わず後退りする。

トンっと後ろの体育館倉庫にぶつかった。

気づいたときにはもう遅かった_

1人の先輩が私を倉庫内へと押し込んだ。

ダンッ

『ッた!』
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