校内1の王子に『恋』しました
ガサガサ

ビクッ!

不気味な音に身体が反応する。

「う〜ら〜め〜し〜や〜」

『キャー!』

目の前に出てきたお化けにビックリし、悲鳴をあげる。

あまりの恐怖に脚が進まない。

「やっぱ怖いんじゃん。…ほら手貸して」

手を差し出すと、握ってきた。

「これなら怖くないだろ?」

…なんか安心する。

そのあと無事にベンチにたどり着き、鐘を鳴らすことできた。
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