校内1の王子に『恋』しました
それに比べてわたしは…一気に気分が沈む。

その帰り道…

あっ!

地面にあった石につまずき、転んでしまう。

いった…!

「大丈夫か?」

『これぐらい平気です!』

そう言って立ち上がろうとしたけど、脚に痛みが走る。

あ、下駄の紐が切れてる。

そのせいで脚に血が滲んでいた。

「平気じゃねえじゃん。いいから乗って」

言われたとおり、背中に乗る。
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