校内1の王子に『恋』しました
「あ、美紅?あした暇だったりする?」

あした?はたしかなにもなかったような…。

『うん。空いてるけど、どうしたの?』

「実はさ〜大和先輩の親戚がね、海のチケットくれたらしくて。それが4人なのよ!だから美紅どうかな〜って」

『わたしは平気だけど…あと1人は?』

「そんなの決まってるでしょ。成瀬先輩さそいなさいよ!」

ええ、遥人先輩くるかな?

『ん〜わかった!誘っとく!』

「それで、いまから水着買いにいかない?」

『いまから?でも「どうせ暇なんでしょ?」

…なんだか少しイラッとした気もするけど…まあいっか。
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