校内1の王子に『恋』しました
他愛もない話をしながら廊下を歩く。

先輩と別れ、それぞれの教室へと向かう。

ガラガラ

教室に入って自分の席に着く。

葵とわたしは意外にも席は近い。

「あ、美紅」

ん?後ろを向くと裕也がいた。

『…あ、裕也。なんか焼けたね?』

少し、前より黒くなった気がする。

「そうか?そういう美紅もちょーっと焼けた?」

『ええ〜日焼け止め頑張ったんだけどな』

まあけどちょっとならいっか。
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