校内1の王子に『恋』しました
苦笑いを浮かべる。

「ねえ、遥人もそう思うよね?」

そこで今日初めて遥人先輩と目が合った。

なんていうかな…?

少し期待していた。けどそれは一瞬で裏切られた。

「別に。好きにすれば?」

なにも感情がこもっていない声でいった。

え…?どうして…。

そういうと遥人先輩は1人別の方向へと行く。

「あ!遥人ちょっとまってよ!」

由梨先輩は後を追う。

「…美紅」
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