校内1の王子に『恋』しました
「…消毒」

ぶわっ

一気に顔に熱が集中する。

『な、なんで来てくれたんですか…?』

「ごめん美紅。俺、やっぱり美紅がいないとダメみたい」

『…先輩』

「さっきは酷いこといってごめんな?」

フルフルと首を横に振る。

私の方こそごめんなさい。

『冷たい態度とったのは私です。飽きられて当然なんです』

「…飽きるわけねぇよ」
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