校内1の王子に『恋』しました
ついていくと蛇口についた。

「まずは水をタンクに組んで、外のテントのとこまで運ぶの。スポドリも同じようにしてね。最初は私も一緒にやるから頑張ろう!」

数分でくみ終わった。

「じゃあ運ぶよ〜」

持った瞬間、あまりの重さに足がすくんだ。

『重すぎませんか!』

「これがマネの仕事だから!それじゃあいくわよ」

蛇口からテントまでは200メートルはある。

「あ〜重すぎ!」
葵が声を漏らす。

まだ春とはいえ、日差しは強い。
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