校内1の王子に『恋』しました
「よーし!今日は終わり!マネージャータオル!」

『あ、はい!』

私たちはできるだけ率先して動くようにしていた。

1人1人にタオルを手渡していく。

あ、成瀬先輩だ。

『…ど、どうぞ』

「…」

目も会うことはなく無言で受け取った。

やっぱり無愛想なのかな…?

部室に戻ると、裕也がいた。

「あ、すいません!入部届け持ってきました」

「おお〜ありがとな!えーっと…桐谷裕也くん?」
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