校内1の王子に『恋』しました
え…?
突然のことに頭が追いつかない。

「好きなんだ。星野のこと」

う、そ。

『け、けど…』

私には遥人先輩がいる。そう言おうとした。

「うん、星野には先輩がいるもんな」

切なそうに言う怜央くんに胸が痛んだ。

『ごめん、けど嬉しかった!』

「言えてスッキリした。ありがとな!」

『これからも、友達としてよろしく…ね?』

「おう!」
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