校内1の王子に『恋』しました
それに向けて怪我の手当てをテキパキとこなしていく。

『…大丈夫ですか?』

「おかげで良くなったよ。ありがとう」

3年生の部員がそういってくれた。

ふと真白先輩の言っていたことを思い出す。

〝キツイけど、いつも感謝されるの。それが嬉しいから頑張れるんだよね〟

今、その気持ちが分かった気がする。

…もっともっと頑張ろう!

気持ちのモチベーションにもなった。

そして第3試合_

相手は立党高校で、都内の男子校。

「これを通過したら決勝にいけるから頑張るぞ!」
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