校内1の王子に『恋』しました
私と葵と真白先輩は応援席につき、選手たちを見送る。

「美紅」

遥人先輩?

『なんですか?』

「俺が点入れられたら、クリスマスの夜一緒に過ごして」

えっ…?
そんなの…

『もちろんです!』

クリスマスの夜…!嬉しすぎる。

なにやら葵と真白先輩がニヤニヤしながらこっちをみている。

『…なんでニヤニヤしてるんですか!』

「ええ〜だってクリスマスの夜だよ?夜」
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