校内1の王子に『恋』しました

っっがんばれ！

残り30秒になった。

パスが遥人先輩に回る。

『遥人先輩！』

そう大きい声で叫ぶと、遥人先輩がこっちをみた気がする。

そしてそのままゴール目掛けて蹴った。

ピッピー！

終わりの合図が鳴る。

その場が静まり返る。

すると、スコアボードのところに【5】の数字がかかれた。

ッえ！うそ_！

「「「「おっしゃー！！」」」」