校内1の王子に『恋』しました
「私、正門まで送りますね」

葵、ナイス!

そう言って講義室を後にする。



「じゃあ行ってらっしゃい」

葵が手を振る。

『うん、ありがとう。行ってきます!』

先輩の大学までは電車を使って30〜40分ぐらい。

少し遠いけど行けない距離じゃない。

ー着いた。

プルルルル

「もしもし」
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