校内1の王子に『恋』しました
え…だれ?

堂々と隣に立つその女の人。

「真菜…」

まな?だれなの?

「も〜探したんだよ?先生呼んでるし、中戻ろ!」

親しげに遥人の腕に自分の腕を絡ませる彼女。

すると、私の存在に気づいた。

「…だれこの人?」

「俺の彼女」

そう聞くと、鋭く睨み付けられた。

「ふうん。あなたが…美紅さん?」

私の名前しってるんだ。
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