校内1の王子に『恋』しました
「そんなん平気。まあちょっとメンタルやられたけど」

うう…やっぱり。

これから、よく考えてから行動するようにしよう。

「けど、美紅が戻ってきてくれてまじ安心した」

え…?

「美紅がいない家とか居たくなかったし」

ええ、そんなになんだ!

『ふふっ私もやっぱり居場所はここだなって思ったよ』

そういうと満足そうな表情を浮かべる遥人。

真菜さんと結局どんな関係なのかはわからなかったけど、わたしだけって言ってたから信じることにした。

ーこの日の夜も想いを伝え合って幸せに満ちた夜になった。
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