校内1の王子に『恋』しました
切なそうにわたしの名前を呼びながら徐々に顔を近づける。

あっという間に塞がれた唇。

熱が伝わってあつい。

『んっ!…フウ…んん』

何度も角度を変えながら続くキス。

…ッ酔ってるの?

お酒の匂いがほんのりと香る。

『フゥ…ッんんっ!』

開いた隙間から熱いものが入ってくる。

どれだけ逃げても捕らえられ、絡まれる。

『はる、と…!』

「フッ…かわいい」
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