校内1の王子に『恋』しました
「うん。なんならそう呼んでほしいし!」

『わかりました。じゃあ大和先輩って呼びますね!』

「おう!俺は美紅でいい?」

『もちろんです!』

「わかった!じゃあ行こっか」

お互いの呼び方を決め、葵たちのもとへ戻った。

「もう2人とも遅い〜待ちくたびれたから!」

「美紅にちょっと用があってさ〜」

美紅って呼ばれたことに少しドキッとした。

なんだか新鮮。

4人で他愛もない話をしながら帰り道を歩く。

気がつけばもう9時を回っていた。
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