校内1の王子に『恋』しました
「葵、家まで送ってやろっか?」

「え、いいんですか?」

「あったりまえ!」

橘先輩はきっと葵のことが好きなんだ。

「じゃあ〜成瀬先輩、美紅のこと頼みましたよ?」

そういうと、2人は肩を並べて帰っていった。

2人になったが、さっきのこともあり気まずい空気が流れる。

『あ、じゃあ私ここで帰りますね…?』

そういって帰ろうとすると、腕を掴まれた。

『…先輩?』

「…送ってく」

え…!思わぬ展開に驚く。
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