校内1の王子に『恋』しました
さっきのは反則すぎるって!

私…遥人先輩のこと好きかも…?

『葵…私…遥人先輩が好き』

そういうと、葵は笑った。

「クスッうん、だと思ってた。私も話したいことあるし屋上行かない?」



昨日のことを葵に話す。

「そーんなことがあったんだ?あんたたちもう付き合っちゃえば?」

『いやいや、でもね私気づいたの。私と遥人先輩がもし、もしだよ?付き合ったら周りの人たちは認めてくれるのかなって…』

朝、正門通ったときに感じた視線。

もし私と遥人先輩が付き合ったら、毎日あの視線が向けられることになる。
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