校内1の王子に『恋』しました
裕也は優しく微笑み、頭をポンっと軽く撫でた。

突然のことにビックリする。

ありがとってことかな…?

まあそう受け取っておこう。

そのあとも練習を再開し、無事に終わった。

…あ、遥人先輩!

『遥人先輩、お疲れ様です!』

タオルが渡すも、受け取らずにスルーされた。

…え?…わたし、なんかしたっけ?

考えてみても思い当たることはない。

少し様子をみることにした。

洗濯物を干し終え、遥人先輩と帰ろうとしたらもうすでにいなかった。
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