校内1の王子に『恋』しました


迎えた宿泊学習1日目。

朝から優越な気持ちで学校へと向かった。

はあ…結局あれからなにも聞けてない。

話しかけようとしてもタイミングが…というより避けられている気がする。

…ダメダメこんなんじゃ!

せっかくの行事なんだから楽しまないと!

音楽を聴きながら気分を上げる。

「あ、美紅!」

学校に着くと、すでに3人とも揃っていた。

『おはよ!…ごめん遅くなった!』

4人で並びながらバスへと向かう。
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