校内1の王子に『恋』しました
4人で並びながらバスへと乗る。

バスに乗るとビックリなことがあった。

「え、これって男女でペアなの?」

そう、男女で隣だったのだ。

「じゃあ永井、一緒に座ろう!」

「…いいけど」

そう言って2人は席に座った。

…残されたわたしと裕也。

「…俺らも座るか。…どっちがいい?」

『じゃあ…窓側がいい』

席に座ると、裕也が怪我していたことを思い出した。

『脚、もう平気なの?』
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