生きていこう。それがいいんだ。


―――――― 


「ハァハァ・・ハァハァ・・・
・・・・・・・・・・!!?」


「・・・・・・・・・・・・・。」


「タケル!!!」


「え・・・・・シズカ!?」


「ハァハァ・・ハァハァ・・・。」


「どうしたのこんな時間に?

あ・・なになに?ひょっとしてバイト終わりに俺に会いたくて会いたくて震えた?」


「・・!!!」


「おっと~!
俺を殴ろうなんて百年早いよ。」


「なんで居るのよ!!?」


「え・・・・・・。」


「・・・居たら・・・・
・・私が困るでしょ・・!?」


「え!?ちょ・・ちょっと待って。なにその複雑な方程式っぽい八つ当たり!?」


「ハァハァ・・ハァハァ・・
もうっ・・。」


「ハハッ。走って来たの?
まぁ座って落ち着いてくださいな。」


「・・・・・・・・。」



「なんとなくだけど、
前回会ってからだいぶ時間経ったし、

今日あたり来るかなぁ~って思ってた。」


「別に・・。最近運動不足だからバイト終わりにランニングしようと思って、

ついでに覗いただけだから。」


「勉強のほうははかどってる?」


「・・・・・・別に!!」


「ちょ・・さっきからなに怒ってるんだよ~。」


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