生きていこう。それがいいんだ。
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「もしもし?」
<あ、お兄ちゃん?>
「どうした?」
<ごめん同じバイトの子が病欠になったらしくて、急だけど今日ラストまでになったの。>
「おぉ~・・じゃあ今日の夕飯は俺、ぼっち飯だね。」
<ごめん!あ、わざわざ起きて待ってなくてもいいからねぇ~?」
「うん、一応“分かった”って言っとく。」
<じゃあもうすぐ休憩終わるから切るねっ。>
「・・・あ!ミホ。」
<ん~?>
「0時越えるんなら迎え行こうか?
ほら、夜道はなにかと物騒だし・・。」
<もうっいつまでも子供扱いしないで。
もうお化けも怖くないし大丈夫!>
「・・・・・・・分かった。
じゃあ帰り気をつけてね。」
<うん!じゃあねっ。>
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“ブー! ブー!”
「・・高松さん?
・・あ、もしもし藤堂です。」
<ハァハァ・・ハァハァ・・・タケル!
オイラと会ってた事は、
絶対に誰にも言うな!!>
「え・・どうしたんですか?
走りながら電話してます?」
<なんとかバイクは間に合っただからそれを見て納得できねぇかもしれねぇがもう手を引くんだ!この携帯はこの後すぐに水没させるだからお前ももう二度とオイラに連絡を取ろうとするな!!>
「高松さん?
早口でよく聞き取れません。
何があったんですか・・?」
<奴らは2人組じゃなかった!!!
奴らは・・・3・・・・
・・・もう1・・・。>
「高松さん・・?高松さん!?」