たばこに隠された想い Ⅰ



嵐は私の腕を引き、岩陰に連れて行った


岩陰に隅に座らされ、親指で涙を拭き取られるも、私の涙は止まらない


「あーもう...いつまで泣いてんだよ」


この前未来に言われてたけど、実際にヤキモチというものをすると凄く胸が痛い


それに、凄いめんどくさい女になってる気がする



「おい蝶羽」


嵐もに呼ばれ、顔を上げると





唇に何かが重なった








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