たばこに隠された想い Ⅰ
『それでは、発車します...3、2、1...』
機械音の合図と共に、ジェットコースターはスタートした
「いやァ、このドキドキ感が半端ねェよな!」
嵐は子供のように目をキラキラさせている
ふふ、可愛い...
「お、上がってきた」
身体は傾き、段々と上に上がっていく
テッペンにつき、身体が再び斜めに傾いたと思えば、勢い良く落下して行った
『きゃあぁぁぁ!!』
と客数人の悲鳴が聞こえる