たばこに隠された想い Ⅰ
嵐side




「...すぅ」


隣で直ぐに眠りについて寝息をたてる蝶羽


「...睫毛なっが」


蝶羽の寝顔はどうしようもないくらい可愛くて、睫毛はバッサバサだし


こんなに、惚れ込む女が出来るとは思ってなかった



今まではテキトーに寄ってきた女たちを抱いて、それだけの関係


付き合ったりはしねェし、誰かを好きになることもなかった



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