たばこに隠された想い Ⅰ




前に立つ亮は真剣な表情で整列する下っ端にそう言う



『はい!!!』


下っ端たちも元気良くそう答えた


「...来る、30、29.....」


修斗がぽつりとそう呟いた

修斗は人よりとにかく耳が良い
バイクや車の音、大体の人数、そして時間まで把握出来る



「...5、4、3、2、1」







ガシャーンッ






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