たばこに隠された想い Ⅰ
「嵐?!何してんの?!」
優斗は慌てて今にも殴りかかりそうな嵐を止める
「優斗てめェ離せ!!
何発殴っても気が済まねェ!!」
なんで、嵐...今までいくら喧嘩好きでも仲間に手を上げることはなかったのに...
殴られた下っ端の方を見ると、頬はパンパンに腫れ上がっていた
下っ端が副総長に殴られたんだ、最悪骨までいってる可能性がある
「てめェ二度と蝶羽のこと悪く言ってみろ!
そんなんしたらぜってェ許さねェからな!?」