たばこに隠された想い Ⅰ




「うわ、っ」


バランスを崩し、嵐の胸に飛び込むと、一度抱きしめられたと思えば、


直ぐに押し倒された





「それは襲って良いってことだよなァ?」


ニヤニヤと口元に弧を描きながら嵐は服の中に手を忍ばせてくる



「っ...」


嵐の手が胸に触れた時


こくん、と小さく頷いた




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