たばこに隠された想い Ⅰ



_____次の日



朝五時...



私は目を覚まし、痛む腰を擦りながら私を抱きしめる嵐の腕から抜け出して


すやすやと眠り、普段の強面な顔とは一変して幼い寝顔を見せる嵐の唇にキスを落とし


テーブルに一つの手紙を置いて





自分の部屋に置いてある小さな荷物を持ち



「ごめん...」


小さく、そう呟き







倉庫を後にした







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