たばこに隠された想い Ⅰ




二週間見ないうちに、元から細かった蝶羽の身体は更に細くなっていた


ろくに飯も食ってないんだろう、顔色も悪かった



「あら、し...」






蝶羽は俺の名前を呼んで





ガクン、とバランスを崩し気を失った







「蝶羽?!おい!蝶羽!!!」





< 218 / 269 >

この作品をシェア

pagetop