たばこに隠された想い Ⅰ




『鬼蝶?!』


男五人は目を見開いて私の方を見ていた




「かはっ、鬼蝶か!」


銀髪のオールバックは女が言った言葉ににやりと笑顔を浮かべ



ビュンッ


風の音が鳴るくらい素早く、腕を振り上げた



私はそれを素早く避け、男の鳩尾を一発殴った


「くっ、...お前、やるな」



銀髪は殴られたのにも関わらずニヤニヤしていて、気持ち悪いなと思ってしまった



何なんだこいつら...





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