たばこに隠された想い Ⅰ




『蝶羽...ごめんね...

あんなに酷い人のところに一人で行かせてしまってごめんね...』


お母さんは眉を下げ、悲しそうに何度も謝っていた


「良いの、もう良いの」


私は何度も首を振った




『...い、おい...いつまで寝てんだよ...』



すると突然、私の大好きな...


嵐の声が聞こえた







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