たばこに隠された想い Ⅰ




『蝶羽...蝶羽を待っている奴らが居るんだろう?』


「お兄ちゃん...うん...


私、行かなくちゃ」



『あぁ...蝶羽、また会おうな』



お兄ちゃんの言葉に大きく頷き


「またね、お兄ちゃん、お母さん」






『『蝶羽...愛してるよ』』




二人の愛の言葉を受け取り、一つの光に向かって走り始めた


すると目を開けられない程の眩しい光が私を包み込んだんだ








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