たばこに隠された想い Ⅰ
蝶羽side





重たい瞼を持ち上げ、目を開くと真っ白い天井が視界に入った




「こ、こは...」


病院、か...


確か...嵐たちが助けに来てくれて...そのまま、気を失ったんだ




病室には誰もいなかった


重い体を頑張って持ち上げ、上半身を起こした時




ガサッ




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