たばこに隠された想い Ⅰ




私はブランコを囲うように置いてある柵に寄りかかり、空を見上げた


月綺麗だなあ



キィ.....



ブランコの音が消えたのに気付き、嵐のほうを見れば、嵐はゆっくり口を開いた





「本当はあの観覧車とか、前に行ったとこあるとことかが良かったんだけどよ、時間的に厳しいから」








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