たばこに隠された想い Ⅰ




嵐はそう言って、以前くれたものとは違う、小さな四角い箱を取り出した



その中には真ん中に小さなダイヤモンドが嵌められていて、内側には私と嵐の頭文字


A・A


と掘られてあった




嵐が話している途中から流れていた涙は全然止まらなくて


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