たばこに隠された想い Ⅰ



あいつ...蝶羽を送り終え、俺はバイクを走らせて倉庫に戻った


倉庫に戻り、幹部室に入るとさっきまで下にいた優斗もそこにいて、何故か俺を見てニヤニヤしていた


「嵐...蝶羽ちゃんに惚れたの?」



そんでこんなことを言い出した


「ああ?!誰があんな奴なんか!」


「あははっ、嵐くん顔真っ赤!」


しかも未来までそんなことを言い出して、更に顔に熱が溜まるのを感じた


「るせぇ!」


俺はそう返し、ガシガシと頭を搔く

まだ会って一週間だぞ?!
しかも惚れたことねえし...


つかあんな生意気な女誰が好きになんだよ!



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